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友人キャラは大変ですか?4の感想などなど

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友人キャラは大変ですか?4 表紙

今回は1月18日にガガガ文庫から刊行されました『友人キャラは大変ですか?4』を読了しました。
またしても途中からの紹介になってしまいました。

簡単に作品の紹介をさせていただきます。
4巻の内容にしか興味がないよって人はとばしてください。
友人キャラは大変ですか?は2016年12月20日に一巻が刊行され、このライトノベルがすごい2018では文庫部門28位、新作文庫部門10位、2017年新作ラノベ総選挙では6位にランクインしています。
話題の作品と言っても過言ではないでしょう。

著者の伊達康さんは第12回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作を受賞し、『瑠璃色にボケた日常』でデビューした作家さんです。
本シリーズからガガガ文庫にレーベルを移して活動されています。
ガガガ文庫MF文庫Jから引き抜きしまくってますね。
イラストの紅緒先生はサークルDontsugelでも活動されている方で、最近色々な作品の挿絵を手掛けています。

さて、作品の概要としては、脇役(友人キャラ)でいることを生きがいをとしている主人公がその立ち位置を守るために四苦八苦する話になっています。
一巻では独特の設定に加え、目まぐるしく変わっていく展開で飽きることなく読むことができる作品でした。
主人公と認めた相手が王道ストーリーを進むように誘導したり、容赦なくヒロインたちに突っ込んでいく脇役(主人公)がツボでした。
なによりヒロインたちが個性的で可愛いがすばらしい。
本当におもしろいから読んでくれー。

ではではこれ以降は読んでいる前提なので既読の方はそのまま、未読の方は読んでからをオススメします。

※以下ネタバレあり



4巻のあらすじからもわかるように子供を抱えたエルミーラさんを発見した小林が一緒に子育てをする話でした。
作中人物全員がシズマの虜になっていましたね。
その中でもツンデレを見せる魅怨は流石。
表紙の小林の顔やばすぎません?

エルミーラママ

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エルミーラママ

三巻の蒼ヶ崎さんに続き、四巻ではエルミーラさん回がやってきました。
三巻まではそこまで強い印象がありませんでした。
いや、BL好きという残念過ぎるキャラ付けがありましたね(絶望)。
BL好きのヒロインが人気出るわけにだろ!!!
と、思っていたのですが、エルミーラさんのBL好き発言では何回か笑わせてもらいました。
よくよく考えてみると、エルミーラさん自体は小林にべったりなのでBL好きなんて関係ないのでは?

小林との「え?何か言ったか?」のくだりは最高でした。

エルミーラママといいつつもそこまで母性を出してはいなかったような…。
やっぱりエルミーラさんはがさつで堂々としている方が映えるのでこれはこれであり。

そんなわけでこの巻でエルミーラさんが好きになれたのは大きな収穫でした。
あとは雪宮さんだけ。

忌綺お姉ちゃん

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忌綺お姉ちゃん

四巻でエルミーラさんの次にスポットが当てられていた忌綺。
自分ではシズマの姉になるのだと言っていたが、大人びたエピソードはなったくなくいつも通り怪獣のソフビで遊んでた。
まあ奈落の三姫の役割分担的にナイス判断。

戦闘面では最高の活躍を見せてくれた。
そして二つ名はまさかの暴将。
この二つ名はもっと敵キャラが名乗っててもよさそうだけど、そこを外してくるのがこの作品だなと再確認。
本当にこの作品はいい意味で予想を裏切ってくれる。

どうでもいいけど忌綺って変換で出すのめんどくさい。

ズンドコ小林

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小林一郎

生命力がズンドコ過ぎて魔人二人の器になることに成功し、作中最強になってしまった小林。
巻が進むごとの脇役離れに加え、敵であるキュウキにまで主役になってしまえと言われる始末。
こいつはどこに向かっているですかねえ。

個性の強いキャラがたくさん出てくるこの作品の中でも一番強いのは小林だと思う。
誰に対してもツッコム姿勢がめっちゃ好き。

母性の王魅怨

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魅怨ママ

まじで母性の塊。
一巻の時から思ってたけどマジでオギャりたい

魅怨は絶対作者のお気に入りキャラだぞ(絶対とは言っていない)。

蒼ヶ崎おっぱい

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蒼ヶ崎怜

おっぱい

これは冗談とかではなくマジでおっぱいしかいうことがない。
まあ前回大活躍だったからしょうがないね。

龍牙×呪理

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龍牙×呪理

まさかの組み合わせでのご褒美シーンがあってびっくり。
あと龍牙のコスプレシーンはどこいったんですか?(威圧)

シズマきゅん

男の子なので特にいうことはありません。

強いていうなら今度いいところで駆けつけてくれそうで楽しみだけど、黒がいるからどうなることやら。

マジ黒亀こいつ

小林的にはくっそイラつくとは思うけど、黒亀のおかげで成り立っている作品だからなんか憎めない。
こいつは絶対に落ちないでくれ、落ちたら作品が終わる。

変なフラグを立てる雪宮

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雪宮

まさかトウテツとのフラグが立つとは思わなかった。
この巻で一番驚いたかもしれない。
好感度が蒼ヶ崎<トウテツなのは草。

そしてそして作中で小林も言ってたけどヒロインズメイン回最後の彼女はとんでもない爆弾を持っているという。
周りの反応的に家族が絡んできそうな展開ですね。
まーた小林の外堀が埋められていくのか(呆れ顔)。

感想

まあそんなこんなで4巻はストーリー的に大きな変化はありませんでした。
次への巻の繋ぎのような印象ですね。
しかし、キャラたちの関係性などの変化はあって様々なキャラの絡みを見ることができた気がします。

次の巻では魔人二人との対決になるんでしょうか?
この展開も王道と言えば王道ですね。
やるじゃん小林。
キュウキよりも最後に出てきたトウコツとのエピソードを先にやるような雰囲気はありますね。

次巻に求めるのは雪宮さんの可愛さただ一つです(萌え豚)。
4巻では龍牙の出番もそこまで多くなかったので次では増えるんですかね?
杏花ちゃんが今後ストーリーに絡んでくるかも気になりますね。
この作品ヒロイン多すぎなんだよ!!!(満面の笑み)


それでは今回はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。
これ週一更新が最適なのでは?